アセット送信
登録を完了し、パートナーまたはプロバイダーとしてサインアップし、DXプロファイルを完了したら、アセットを送信できるようになります。アセット送信はDigital Exchangeの主力機能です。ここで、パートナーは、Blue Prismを補完するソリューションを紹介できます。
送信プロセス
- アカウントを登録し、Digital Exchangeにパートナーまたはプロバイダーとして参加し、DXパートナープロファイルを作成したことを確認します。
- Blue Prismポータルの資格情報を使用してログインします。
- トップバナーから「自分のアカウント」に移動するか、または「アセットを送信」をクリックしてアセット送信フォームを直接開きます。
- 「アカウントダッシュボード」を選択します。
- Digital Exchangeプロセスページで「アセットを送信」を選択します。
- アセット送信フォームにできるだけ多くの情報を入力します。
- 関連する情報を入力したら、「保存してあとで更新」を選択して送信のための作業を続行するか、フォームの末尾にある「アセットを作成」を選択して承認ワークフローを開始します。
- アセット送信ステータスが「承認保留中」に設定されたら、承認ワークフローを実行します。Blue Prismマーケットプレイスマネージャー、Blue Prismマーケティング、Blue Prismテクニカルチームにレビューを依頼して、送信内容が有効であり、すべての情報が入力されていることを確認します。
- 承認されると、アセットはBlue Prism Digital Exchangeで公開されます。
アセット送信レイアウト
- アセット名 – アセットのタイトル
- アセットのセールスポイント – ネームプレートに表示、半角125文字まで
- パートナーのサービス – パートナーまたはプロバイダーの独自テクノロジーの説明
- 画像 – 最大5個の画像をこのセクションに含めることが可能
- ビデオ – 最大3本のYoutubeまたはVimeoビデオをこのセクションに含めることが可能
- アセットについて – アセットの価値の概要
- アセットの利点 – アセットの特徴と利点
- 会社の全アセットの表示 – 特定の会社が送信したすべてのアセットを表示
- アセットのダウンロード – アセットのダウンロードを開始、またはパートナー/プロバイダーのランディングページにリダイレクト
- 情報のリクエスト – お客様の送信アセットに関する詳細情報のリクエスト
- 一般的な情報 – バージョン、作成者、アセットの種類、最終更新日
- ドキュメンテーション – 統合ガイド、マーケティング資料など
- サポート – サポートの問い合わせ先
- カテゴリー – アセットに該当する業界カテゴリー
アセットの種類
公開するアセットの種類を選択する場合、送信できるのは次のいずれかに限られます。両方とも指定すると、システムではどちらのオプションを選択したらよいか判断できないため、送信したアセットは公開されません。アセットを読み込むか、または選択したサイトへのリンクを貼り付けるかどちらか一方にしてください。
Digital Exchangeからの直接ダウンロード
アセットをDigital Exchangeで直接ホストできます。これにより、すべての登録ユーザーがWebブラウザーからアセットをダウンロードできるようになります。送信するアセットには、Visual Business Object(VBO)、コマンドライン、SOAP Webサービス、ソリューション、またはスキルを指定できます。ユーザーがアセットをDigital Exchangeから直接ダウンロードできるようにしたい場合は、送信フォームに以下の情報を入力する必要があります。
- テクニカルアセットアップロード – アセットをBlue Prismスキルとして投稿しない場合は、最初のファイルを使用します(スキルはBlue Prismバージョン6.4で導入されました)。アセットをスキルとして追加する場合は、以下を参照してください。
- MITまたはGNUライセンスに同意する – これらは公開共有ライセンスであり、アセットに対して1つ選択する必要があります。
- マーケットインテークフォームに記入する – これは、デジタルアセットに関する米国政府の要件です。
スキル送信
Blue Prism 6.4と互換性のあるWebAPIを作成し、それをスキルに変換したい場合は、上記のセクションで説明したライセンスとマーケットインテークフォームに加えて以下を提供する必要があります。
- WebAPI – アクションの実行や、デジタルワーカーおよび補完的なテクノロジーとのやりとりを担うコード。これは、.bprelease形式のファイルになります。
- 画像 – 右側のスキルツールバーに配置される画像を提供する必要があります。サイズは50x50ピクセルとし、ユーザーが混乱しないように明確で簡潔な方法でアセットの名前を記載する必要があります。
-
JSONファイル – 次の形式に従って構成されています:
- ProductId – 新規スキルの場合、このフィールドは空白のままにします。新しい製品IDが変換プロセス中に生成され、参照用として返されます。既存のスキルをアップグレードする場合は、以前の製品IDと同じものを使用する必要があります。
-
SelectedWebApi – これは、.bpreleaseファイルのWeb API定義に関連付けられたGUID(グローバル一意識別子)です。リリースファイルは、任意のテキストエディターで開くことができます。.bpreleaseファイルを開いたら、式「
<webapiservice id=
」を検索します。「id」属性の値は、SelectedWebApiに設定したものです。 -
CategoryId – スキルが属するカテゴリーの数値によるID。スキルカテゴリーとそれに関連付けられたIDは次のとおりです。
- 視覚的認識
- プランニングと優先順位付け
- コラボレーション
- 知識と知見
- 問題解決
- 学習
- VersionNumber – スキルのバージョン番号。新規スキルでは、バージョンを「1.0」に設定します。
- Name – スキルツールバーに表示されるスキルの名前。
- Description – スキルの機能に関する簡単な説明。これは、スキルの「詳細」セクションに表示されます。
- IconFilePath – スキルに使用するアイコンへのパス。
- BluePrismVersionCreated – スキルが作成されたBlue Prismのバージョン。
- BluePrismVersionTested – スキルのテストを実施したBlue Prismのバージョンのコンマ区切りリスト。
- Provider – スキルを開発した会社/パートナーの名前。
- 空のサンプルJSONファイルをダウンロード
ダウンロードへのリンク
アセットへのリンクを作成することで、ユーザーがDigital Exchangeの外にリダイレクトし、アセット送信時に指定された所定のWebアドレスにアクセスできます。このオプションは、提供するガイダンスの充実、アセット統合のサポートし、顧客との潜在的なチャンスの確認、統合の販売などを目指すパートナー/プロバイダー向けです。このオプションを選択した場合、顧客をリダイレクトするランディングページは、ダウンロード/統合の次の手順を案内するページにしてください。
承認プロセス
アセットが送信されると、Blue Prismテクニカルチーム、マーケティングチーム、およびDigital Exchangeマーケットプレイスマネージャーによるレビューで構成される承認ワークフローが実施されます。
- テクニカルチーム – アセット/ソリューションにセットアップ/構成、依存関係、トラブルシューティングなどのドキュメントが含まれていることを確認します。アセットが安全であり、有害なウイルスや疑わしいコードが含まれておらず、セットアップドキュメントに記載されている内容を正確に反映する移植性があることを確認します。
- マーケティングチーム – アセットの位置付けとアセットに関する表現がユーザーフレンドリーで、明確かつ簡潔で、適切なメッセージを伝えていることを確認します。
- マーケットプレイスマネージャー – 必要なすべてのドキュメントが揃っていることを確認するための最終レビューを行います。
アセットとマーケティング資料のすべての詳細が適切であるとBlue Prismチームが判断した場合、ステータスが「発行済み」に変更され、アセットがDXに表示されるようになります。懸念事項や問題がある場合、ステータスは「パートナーレビュー」に設定されます。ユーザーはアセット送信フォームのレビューセクションに記載されている変更を加え、レビューのために再送信する必要があります。
アセットの編集
アセットはいつでも更新できます。Digital Exchangeプロファイルまたは送信したアセット/ソリューションに関連して何らかの変更を加える場合、プロファイル/アセットは自動的に「保留中」のステータスになります。変更されたアイテムが保留中のバージョン変更のための承認であり、レビューが必要であることを示すアラートがマーケットプレイス管理チームに送信されます。レビューが完了すると、マーケットプレイスマネージャーが変更内容を公開します。古いバージョンは、マーケットプレイス管理チームが変更を承認するまでは、Digital Exchangeで公開されたままになります。